テレビゲーム wikipedia|無料辞書
日本語のテレビゲームに相当する英語は
video game(
ビデオゲーム)であるが、こちらはテレビに限らず
ディスプレイを使ったゲーム機全般を表すため、業務用(
アーケードゲーム)も含まれる。日本でビデオゲームという単語を用いる場合、業務用における機械式ゲーム(
エレメカ)に対してのビデオゲームを指すことが多い。かつて(
ファミコン全盛期前後)は、ビデオゲームの語が狭義として業務用のみを指すことも多かった。ちなみに、ファミコンは当初「家庭用カセット式ビデオゲーム」として発売されるなど、かつては日本でもテレビゲームをビデオゲームと読んでいた時期がある。
◆ 概要
一般にテレビゲームとは、テレビ受像機をディスプレイとして利用するタイプのコンピュータゲームで、
家庭への普及を主とするゲーム機に対する一般名称である。本来「テレビゲーム」とは、
1980年に前後して発売されたワイヤードロジック(
電子回路によりゲームを表現する)のゲーム機を指していた。通常、提供できるゲーム内容はゲーム機によって固定されている(しかし複数のゲームを切り替えられるものもあった)事から、ハードウェアも固定である。例えば専用の
コントローラは本体とは不可分であり、交換は考慮されていなかった。この辺りの事情は同世代の携帯型ゲーム、いわゆる
電子ゲームでも同様である。
◇ 共通する特徴
初期のテレビゲームでは、映像をテレビに映すために
RF接続を利用した。これはテレビゲームが登場した当時、
ビデオ端子等の外部映像・音声入力端子を持つテレビ受像機は普及していなかったためである。アンテナ線との信号混信を防ぐ意図から、切り替えボックスを使用しての接続だった。音声もVHF信号に乗せられていた。
なおこのRF出力は、信号レベルが余り高くないことから滲み・チラツキ・混信が起こりやすかった。1990年代以降からビデオ入力端子付きのテレビが普及してくると、次第にテレビゲームもビデオ出力端子を持つようになったため、RF出力は次第に使われなくなり、接続が容易で高画質・高音質を実現できるRCA端子が主流となった。しかし周辺機器によってRF出力をサポートしている機種は2000年代以降にも存在している。
◆ 関連する区分
携帯型ゲームとの区別を図るため、その様態から俗に
据え置き型ゲームと呼ばれることもある。テレビゲームと
携帯ゲームを合わせて、家庭で遊ぶものとして
コンシューマーゲームと総称するが、
ゲーム雑誌や
ゲーマーの間で使われる程度に留まり、一般的な用語とはなっていない。
英語でのVideo Gameの定義と同じく、日本でもコンシューマーゲームとアーケードゲーム、パソコンゲームを総合してビデオゲームと呼ぶ人も少なくない。テレビゲームをしない高年齢者からは、総じて
ファミコンと呼ばれていることも少なくない(このような人の中には、アーケードゲームのみを対象として「ビデオゲーム」の語を使用したり、アーケードゲームを総じて「インベーダーゲーム」と呼んだりする人もいる)。
◆ 今日のテレビゲーム
対象ユーザー層や機器の特徴の違いから、コンシューマーゲームは、
パソコンゲーム市場とは異なるジャンル・タイトルが発売されている。しかし、現在ではパソコン用ゲームが全年齢化され、コンシューマーゲーム機へと移植されることも多々ある。