当時の国家
元首である
明治天皇がこの大本営に滞在したほか、臨時の
帝国議会も広島で開催された。このように明治維新以降で首都の機能が一時的にせよ東京から離れた唯一の事例である。なお広島大本営は元々は
第五師団司令部の建物のひとつで、木造2階建ての西洋風の洋館であったが、
1894年9月15日に日清戦争の戦争指揮のために広島に明治天皇が移ったことに伴って大本営も移ったものである。そのため、明治天皇の広島における皇居でもあった。日清戦争が終結し
1896年4月1日に大本営解散の詔勅によって解散されたあとも、
4月27日まで滞在したという。