また、政府が国会に提示した
武藤敏郎(日銀副総裁)及び
田波耕治(
国際協力銀行総裁)の総裁人事案が野党が多数を占める
参議院で相次いで同意を得られなかったため(当初法改正を経て、
福井俊彦を留任させる案も提示されたが、民主党が拒否した)、
3月19日で総裁を退任した福井俊彦が、
3月20日付で副総裁に就任する白川を「次期日銀総裁が就任するまでの間、総裁の職務を代行する者」に指名した。これにより、白川は副総裁就任と同時に日本銀行総裁職務代行者となった。
学者肌の人物であり、過去の日銀総裁と比較して、政官界や財界とのパイプや交渉力などは未知数であるとの評もあったが、大学時代も現場復帰を熱望していたという。金融政策を担当する企画局勤務が長く、急な就任にも日銀トップとして違和感がないとされ、総裁としての実務も無難にこなしている。