穀物は植物の種子であるが、種子は植物の生存戦略の上で、外界の環境変化に強く、こと乾燥状態に対する抵抗力がある。また、その多くでは堅い殻に覆われており、
昆虫など他の動物には消費しにくい性質を持つ。こういった性質は
人間にとっても保存し好きなときに加工して食べる、ひいては大量に栽培する
農業を行なう上で便利な性質であり、こと大規模に栽培することで大量に得やすく、また
貯蔵のみならず
輸送の上でも便利なことから、
都市の発生では人口の集中を周辺の農地や、更には
穀倉地帯などで大規模に栽培・供給することで都市部の生活者が必要とする食糧を賄い、それは更に社会の
分業による高度化を可能にしたといっても過言ではない。
ただ、穀物はその性質から、乾燥状態からある程度は加工しないと
食料としては利用しにくい側面もあり、穀物を使った
料理では様々な様式も発達、以下に述べる様々な種類の穀物には、それぞれの、地域によっても多種多様な食べ方も見出されており、その中では
発酵から
醸造によって
酒とし
嗜好品としても利用される。こと近年ではこういった穀物を醸造して得られる
アルコールを
アルコール燃料として、機械装置の
動力に利用する研究と実用化も進んでおり、人間の活動全般にわたって、様々な方面で利用されている。