・ 三方を海に囲まれており、太平洋と日本海に面する数少ない都道府県のひとつで、日本海側は
津軽地方、太平洋側は南から三八地方・上北地方・下北地方と区分されている。また太平洋側は、津軽地方に対して
南部地方と呼ばれることもあるが、これは江戸時代までそれぞれ
津軽氏領と
南部氏領であったものからである。両地域は1871年(明治4年)8月に弘前県(のちの青森県)としてひとつの県に合併したものであるが、気候・方言等が異なり、県中央部の八甲田山系が両地域の疎通に大きな地形的制約となっていることから、藩政時代から続く
津軽と南部という独特の県民感情が現在も残されている。
・ 県名は、明治4年9月に当時弘前町に設置されていた県庁が青森町に移設された際に、県庁所在地の地名がそのまま採用されたものである。「青森」という地名は、江戸時代に弘前藩が現在の青森市の場所に港町の建設を始めたときに名付けられたもので、現在の青森市本町付近に海上からの目印になる青い森があったことが由来とされている。
・ 県内には、陸・海・空の自衛隊基地が配備され、さらにアメリカ空軍が駐留するなど重要な防衛拠点が集中している。また、核燃料サイクル施設や原子力発電所等の原子力施設の立地が進んでいるほか、国内有数の風力発電県ともなっている。
県中央部の陸奥湾を東側の下北半島と西側の津軽半島が取り囲む県の形は、県章にそのまま図案化されており、その特徴的な形や本州最北端の位置関係から、全国的な認知度は高い。(財)総合初等教育研究所が平成19年に小学5〜6年生を対象に実施した「社会についての基礎的知識の習得に関する調査」では、北海道・沖縄県と並び、9割以上の小学生が白地図上の青森県を認知している結果となっており、
帝国書院が平成14年に小学生、平成16年に中学生を対象に実施した都道府県名認知度調査においても、北海道・沖縄県・青森県の3道県が他都道府県に比べ突出した認知度を有する結果となっている。